白飛び・逆光時に試したい3つの設定(WDR / HLC / BLC)

防犯カメラの映像が明るすぎて被写体が見えない「白飛び」や、逆光で真っ黒になる現象は、
カメラの補正機能を活用することで見やすくなる場合があります。

今回は、代表的な3つの機能 WDR / HLC / BLC の違いと使いどころをご紹介します。

代表的な3つの機能 WDR / HLC / BLC の違い

 WDR(ワイドダイナミックレンジ)

WDR(ワイドダイナミックレンジ)

特徴:明るい部分と暗い部分を同時に補正し、全体を見やすくする機能
効果:逆光でも人や物の輪郭がくっきり見える
適したシチュエーション:

  • 出入口や窓際
  • 明暗差が大きい駐車場など

WDR イメージ画像(ON / OFF 比較)

WDR イメージ画像(ON / OFF 比較)

左:WDR OFF(背景が明るく白飛びしている)
右:WDR ON(明暗差が補正され全体が見やすい)
※画像はイメージです

 HLC(ハイライト補正)

特徴:画面内の強い光源(車のヘッドライト、街灯など)を抑える機能
効果:ライトに照らされたナンバープレートや人物が見やすくなる
適したシチュエーション:

HLC イメージ画像(ON / OFF 比較)

左:HLC OFF(ヘッドライトがまぶしくナンバーが見にくい)

右:HLC ON(光が抑えられナンバーが判読可能)
※画像はイメージです

 BLC イメージ画像(ON / OFF 比較)

左:BLC OFF(人物が暗く見えにくい)

右:BLC ON(人物が明るく顔がはっきり見える)
※画像はイメージです

まとめ

WDR:全体の明暗差をバランス良く補正 → 昼間の逆光対策に
HLC:強い光を抑える → 夜間のヘッドライト対策に
BLC:中央の被写体を優先 → 人をメインに撮るときに
これらの設定を調整することで、映像がより見やすくなるケースがあります。
詳細設定やサポートが必要な場合は、当社までお気軽にご相談ください。